今回は、Leica D-LUX7とD-LUX8の外観を写真で比較し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
1. Leica D-LUX7とD-LUX8の概要
Leica D-LUX7とD-LUX8は、Leicaのコンパクトデジタルカメラシリーズの中でも特に人気の高い2機種です。
それぞれのモデルが持つ性能の高さに加え、Leicaならではの美しいデザインも魅力の一つです。
Leica D-LUX7の特徴
D-LUX7は、クラシックなデザインが特徴的で、コンパクトながらも高い描写力を持つカメラです。シンプルでありながらも高級感があり、レトロな雰囲気を持つこのカメラは、Leicaファンの心を掴んで離しません。
- クラシカルなデザイン: シンプルで洗練された外観。
- 高性能なレンズ: 広角から望遠まで対応できるズームレンズを搭載。
- 高解像度EVF: 高精細な電子ビューファインダーを搭載。
Leica D-LUX8の特徴
D-LUX8は、D-LUX7のデザインを継承しつつ、より現代的で洗練されたデザインに進化しています。改良されたグリップや、よりシャープなエッジを持つデザインが特徴です。
- モダンでシャープなデザイン: より現代的なラインとフィニッシュ。
- 改良されたユーザーインターフェース: よりシンプルで使いやすいUI。
- アップグレードされたOLEDビューファインダー: よりクリアで明るいビューファインダー。
2. 外観デザインの主な違い
D-LUX7とD-LUX8の主な外観デザインの違いについて見ていきましょう。
これらの違いは、カメラの使いやすさや持ち心地に直接的に影響を与えます。
2-1. デザインスタイル
- D-LUX7: クラシックなデザインをベースにしており、丸みを帯びた形状と柔らかなエッジが特徴です。全体的にレトロで落ち着いた印象を与えます。
- D-LUX8: よりシャープなラインとモダンなデザインが施されています。D-LUX7と比べてエッジが強調されており、現代的で洗練された印象を持っています。
2-2. 材質と仕上げ
- D-LUX7: メタルボディとクラシックなシルバーの仕上げが特徴で、手触りは滑らかで冷たい感じがあります。
- D-LUX8: レザー外装になりマットな仕上げで、よりソフトな触感を提供します。また、ブラックモデルでは指紋が目立ちにくい仕上げが採用されています。
2-3. グリップの違い
- D-LUX7: 比較的フラットなグリップで、手の大きさによっては少し握りにくいと感じることがあります。ただ、シリコン?になっているため親指のグリップ感はとても良かったです。
- D-LUX8: LUX7と変わらず、比較的フラットなグリップで、手の大きさによっては少し握りにくいと感じることがあります。親指のシリコン?が廃止されたので、撮影時に滑りやすくなりました。
3. 写真で見る外観の比較
ここからは、D-LUX7とD-LUX8の外観を写真で比較していきます。
実際の写真を見ながら、それぞれのデザインの特徴を理解しましょう。
3-1. フロントビューの比較
- D-LUX7: フロントビューでは、丸みを帯びたデザインが際立ちます。ロゴの配置やレンズのデザインもクラシックなカメラを連想させるものとなっています。
- D-LUX8: フロントビューでは、シャープなラインとエッジが目立ちます。ロゴも若干位置が変更され、よりモダンで洗練された印象を与えます。
3-2. リアビューの比較
- D-LUX7: リアビューは、シンプルなボタン配置で操作しやすいデザインが特徴です。液晶画面の周囲には余計な装飾がなく、非常にミニマルです。
- D-LUX8: リアビューでは、ボタンの配置が改良され、シンプルになり操作性が向上しています。
3-3. トップビューの比較
- D-LUX7: トップビューでは、シャッターボタンやモードダイヤルがクラシックなスタイルで配置されています。全体的に丸みを帯びた形状が見受けられます。
- D-LUX8: トップビューでは、シャッターボタンやダイヤルの配置がより直感的になっており、モダンな印象を受けます。エッジがシャープになっており、操作性が改善されています。
4. デザインの細部の違い
D-LUX7とD-LUX8には、細部にもいくつかのデザインの違いがあります。
これらの違いが、カメラの使用感やユーザーエクスペリエンスに大きな影響を与えることがあります。
4-1. ダイヤルの形状と操作感
D-LUX7、D-LUX8で操作感の違いは感じられませんでした。
レリーズボタンをシャッターボタンへ取り付けられるようになりましたので、押しやすさは上がっています。
4-2. ビューファインダーの改良
D-LUX8では、ビューファインダーが改良されており、D-LUX7よりも明るくクリアな表示が可能です。この違いにより、撮影時の構図決定がよりスムーズになり、特に明るい環境下での撮影において優れたパフォーマンスを発揮します。
写真では伝わりにくいですが、ファインダーはD-LUX8ではとても綺麗で見やすくなっています。
4-3. レンズのデザイン
レンズのデザインも若干異なります。D-LUX7では、クラシックなリングが特徴ですが、D-LUX8では、リングの形状が改良され、より丸みを帯びるようになっています。
4-4. サイドのデザイン
D-LUX7では、micro B端子でしたが、D-LUX8では、USB-C端子に変更になりましたので、より快適に利用できるようになっています。
個人的には、開け閉めする蓋がD-LUX7は硬くパチっと閉められたのですが、D-LUX8はシリコン?でパチっと閉められずたまにちゃんと閉められていないのが気になります。
5. まとめ
Leica D-LUX7とD-LUX8は、それぞれが異なる魅力を持つカメラです。
D-LUX7はクラシックで伝統的なデザインを好む方に向いており、D-LUX8はよりモダンで操作性の向上を求める方に適しています。どちらを選ぶかは、個人の好みや使用シーンに応じて決めると良いでしょう。
今回は、外観のデザインに焦点を当てて比較しましたが、どちらのモデルもLeicaの品質を体現した優れたカメラであることに変わりはありません。ぜひ、自分にぴったりのモデルを見つけて、素晴らしい写真体験を楽しんでください!